【1日目】2025年9月23日 (火)(祝日) 10:00-16:00 産総研特別公開
【2日目】2025年9月24日(水)10:00-14:00
・研究領域(情報人間、生命工学)幹部訪問
・産総研 研究領域の取り組み概要の紹介
・学生の研究発表・総評
・フリーディスカッション
神戸大学 博士支援推進室主催イベント レポート
産総研サイトビジット2025
1. 開催概要
2. 目的
・産総研の視察や現場の方との交流を通して、研究所で求められるスキルや就活方法などを理解し、今後の就活に役立てる
・自身の研究を異分野の研究者にわかりやすく説明し、研究者と交流する
・自身の研究を異分野の研究者にわかりやすく説明し、研究者と交流する
3. 参加者
【両日】神戸大学:博士課程後期学生12名、教職員2名
【2日目】産総研:3名
【2日目】産総研:3名
4. 実施概要
1日目は、産総研特別公開2025に参加した。ラボツアー・研究体験ブース・講演会・座談会など開催された。ラボツアーは全25コースあり、各研究室を訪問し研究者のガイドで研究の現場を視察することができた。座談会では人事担当者と気軽に働き方や就活情報などの説明を聞くことができた。参加した学生からは、「自分の研究とは異なるテーマの研究者と交流することで、他分野の視点を取り入れられることが非常に魅力的であると感じた」「幅広い年代や専攻の方々に向けて、研究内容に興味を持ってもらいわかりやすく説明するための工夫や研究者たちの熱意などが同じ研究者として多くの刺激を受けた」「社会課題に直結したテーマを扱い、その成果を広く社会に還元する姿勢を持っていることが伝わってきた」「産総研がどのような視点で社会的なニーズを捉え、実装に取り組んでいるのかについて学ぶことができた」「採用のフローや入ってからのプライベートを含めた働き方、キャリア形成、さらには苦労している点まで幅広くお話しいただき、参考になった」などの感想があった。
2日目は、産総研の幹部を訪問し、産総研の研究領域の取り組み概要の紹介・参加学生の自己紹介ポスターを使った学生の発表と産総研からの総評・フリーディスカッションを実施した。産総研の研究領域の取り組み概要の紹介の中では、各研究分野の説明に加えて、社会実装の取り組みを重視している点についても紹介があった。次に自己紹介ポスターを使った学生の発表を行った。自己紹介ポスターには学生の研究概要に加えて、「産総研に問う!」として産総研への質問を記入し、参加学生が全員発表を行った。産総研の3名の方からは学生の研究概要や産総研への問いに対して、コメントを頂いた。参加した学生からは、「それぞれの研究領域で着実に成果を挙げるのみならず、私たちの社会をよりよくするためにどのように社会実装していくのかという点に大きな力を入れているところが、アカデミアでの研究と違いを感じ、感銘を受けた」「コメントを頂いた研究者が自身の知っている内容と上手く関連づけてしっかりと対応されている姿が印象的だった。研究者・一社会人として非常に高い能力を持ち活躍される方々と接することで自身が目指すべき人材像がクリアになった」「普段大学でも接することがない他の博士学生の発表とそれに対するコメントを聞いて、自分の研究分野にいると聞けない話も多く聞くことができた」などの感想があった。